はじめに
金・ブランド・時計の買取では、査定士が当たり前のように使う専門用語がたくさんあります。
意味を知っておけば査定の流れが理解しやすくなり、価格交渉も有利に進められます。
この記事では初心者向けに、知っておくと役立つ基礎用語をわかりやすく解説します。
用語集
- K18(18金)
純金(K24)の75%を含む金合金。強度と色のバランスがよくジュエリーに多用される。 - K24(純金)
金の純度99.99%以上のもの。やわらかく傷がつきやすいが、価値は高い。 - Pt900(プラチナ900)
プラチナ含有率90%の合金。婚約指輪・高級時計のケースなどに使用される。 - Pt950(プラチナ950)
プラチナ含有率95%で、より白く高級感のある輝きが特徴。 - カラット(ct)
宝石の重さを表す単位(1ct=0.2g)。ダイヤモンドや色石の大きさ評価に使われる。 - カラーグレード(ダイヤモンド)
ダイヤの色の評価基準。D(無色透明)~Z(薄い黄色)までランク付けされる。 - クラリティ(Clarity)
ダイヤ内部の内包物や傷の少なさを示す指標。FL(無傷)~I(多い)まで段階がある。 - カットグレード
ダイヤの輝きを左右するカットの評価。EXCELLENT~POORまで段階がある。 - 色石(カラーストーン)
ルビー・サファイア・エメラルドなど、ダイヤ以外の宝石。透明度や色味が価格に影響。 - インゴット
金・銀・プラチナの塊で、地金取引に使われる。重さ・刻印が必須。 - ブランド保証書(ギャランティカード)
正規品購入時に付く証明書。査定時にあると買取額アップの可能性あり。 - 付属品
箱・タグ・替えパーツなどの同梱品。揃っていると査定が有利。 - OH(オーバーホール)
時計の分解清掃・部品交換。OH済は精度安定で評価が上がりやすい。 - 比重検査
金属の純度を水中重量で判定する方法。 - 試金石・硝酸検査
試金石にこすり硝酸をかけて反応で判別する古典的な検査。 - リセールバリュー
購入価格に対する売却価値割合。人気ブランドは高い傾向。 - 地金相場
金・プラチナの市場価格。毎日変動するため売却タイミングが重要。